田舎に学ぶ、理想的な食育の形とは?

みなさんこんばんは!

今回は、福島へ帰省中に伺った伊藤金四郎商店さんの続き記事になります(*^^)

前回の記事はこちら↓↓

みなさん、残暑お見舞い申し上げます。 お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか(*^^)? 私は新盆ということもありまして、福島へ行ってまい...

福島県喜多方市は、
周りを2000mを超える飯豊連峰に囲まれ、万年雪から湧き出る良質な飯豊山の伏流水を利用した、おいしい米と大豆がとれます。

その会津米・米麹・国産大豆・天日塩を使って、昔ながらの伝統の味を守り続ける伊藤金四郎商店さん。

旦那さんの、伊藤さんにお話しを聞いてきました!

豊かな自然に恵まれた喜多方での、味噌しごと

旦那さんの伊藤さんと。 ご本人は写真の100倍かっこいいのでぜひ会いに行ってみてください♪

普段はお店で手造りのお味噌を作っている伊藤さん。
会社やご自宅用にと頼まれて、手前味噌を代わりに作って熟成保管をして配送ということをしていたり、
最近では小学校や中学校から食育のお話しをいただくことが増えたというお話しでした。
味噌作りや醤油作りを子どもたちと一緒にやってみたり、
お味噌について講演会をすることも多々。
喜多方では、食育の活動を数多く行っているそうで、他にも豆腐作りがあったり、ゆば作りがあったりと羨ましくなるほど盛んな印象を受けました!

私の小学校や中学校の頃は、野菜の苗を育ててみるくらいしかしたことがなかったので、都内でもそういった活動をどんどん増やしていけたらと思います。

 

しかし田舎では子どもたちも年々少なくなっているとお話しして下さり、
学校で作っている給食も、だんだん給食センターに移り変わってきていると。

そんな状況の中、今でも学校で作っている給食の内容がすごいのです・・・!

喜多方の学校から学ぶ、理想的な学校給食の形

今、子どもたちの大半は、その食事がどのようにして作られているのか知りません。
そして、そもそも興味を持っていない子も多いです。
それは、子どもたちだけでなく、大人の方もそうかもしれませんが・・・!

そこを解決しているのが、福島県喜多方の学校給食の環境でした!
その学校給食の会話の様子をご覧ください。

↓  ↓  ↓

先生
「今日の給食は、〇〇ちゃん家のおばあちゃんが丹精込めて作った じゃがいも を入れだからな、うめぇ〜から残さず食べっせ〜!」

〇〇ちゃん
「今日は、うちのばあちゃんが作ったじゃがいも だべ!
みんな残しだら許さんよ〜!!」

なんて毎日かけあって、みんなで給食を残さず食べているそうです!

子どもたちはみんな、給食の先にいる、野菜を作ってくれた人たちのことを知っていました。
友達のおばあちゃんだからと、顔が想像できているんですね!

都内の子どもたちがその想像ができなくて悪いという意味ではなく、

野菜や食べ物を作ってくれた人のことをどれだけ自分事にできるか
どれだけその環境を子どもたちに与えられるかで食べ方も受けとり方も変わるんだなとお話しを伺って感じました。

子どもたちも真剣に向き合えば、わかってくれます。
「嫌いーーー!」とイヤイヤしているものでも、

・お母さんが仕事から帰って疲れて帰ってきたこと
・それでも、〇〇ちゃんのために心を込めて作ったこと
・この野菜たちを作った人たちも残してしまうと悲しいということ
・少しでも食べてみて欲しいこと

目を見てやさしく問いかけてみると意外と口に運んでくれることが多いです。
子どもたちが自分で作ったものは、がんばって食べてみるように!

生産者さんたちとお友達になる、もしくは自分で作ってみることで
食事がより自分事になれる!
そんな機会が増えるような食育をすることが、これからの子どもたちに必要なことなのではないかなと思いました。

伊藤さんから頂いた、子どもたちへのみそ食育冊子

今の子どもたちは、味噌汁ばなれをしているとお話しして下さった、伊藤さん。

子どもたちにもわかりやすいように漫画にした冊子を活用した食育講座をしているそうです。

レシピ本もたくさんいただきました!

 

味噌の歴史から

味噌パワーの秘密まで書いてありました!

味噌作り体験やこういう本を通して、少しでも味噌を大事にする方が増えたらいいなと思います。

今の福島の状況は・・・?

福島県の太平洋側の方では、今も放射線の影響で立ち入れない場所も存在します。
幸い、喜多方は新潟や山形の方に近く、放射線の影響は受けていない地域ですが

新・全国の放射線情報一覧より
全国的にみて、喜多方は平均値でした。

伊藤金四郎商店さんの他にも、老舗お味噌屋さんにも伺おうと思っていましたが、
今年お店を閉めてしまったと。
祖母から聞いて、詳しく調べてみました。

喜多方市で創業約180年の歴史を持つみそ・しょうゆの醸造業「井上合名会社(井上忠蔵代表社員)」が13日までに廃業した。「金忠(かねちゅう)」の名で親しまれ、市内を中心とした喜多方ラーメン店約40軒にスープの原料となるしょうゆを卸していた。会社側は「風評による売り上げ減少が要因」と説明している。

同社によると、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、風評などにより取引が減り、工場に併設する飲食店の来店者も落ち込んだ。売上総額は約7割減少したという。東電に平成23年度分の営業損害賠償を請求したが、手続きが煩雑だとして24年度以降は行っていなかったという。現在、弁護士が債権調査などを行っている。

同社が廃業したため、ラーメン店側はしょうゆを他社の製品に切り替えるなど対応に追われている。ある店の店主は「長く取引していたが、急な廃業に驚いている。別の醸造会社にしょうゆの調合を依頼しているが、完成までに時間がかかる。当面は在庫で対応するしかない」と話した。

■店舗蔵など国文化財指定
井上合名会社は江戸時代の天保年間(1830~44)初期に創業した。江戸末期に建てられた店舗蔵など3施設は平成25年3月に国登録文化財に指定され、多くの観光客が訪れる人気スポットになっている。同社は「今後の蔵などの利活用は未定」としている。

2017/01/14 福島民報より


確かにそうでした。
影響はあるのは確実だった。
その影響で180年も続く老舗もなくなってしまうのだなと悲しくなりました。
しかも今年に廃業。まだまだ終わっていないことを痛感しました。

東日本大震災が起きてから、喜多方へ移ってきた方もたくさんいるそうなのですが、
子どもたちの給食は断り、今でもお弁当を持参しているご家庭もあると伊藤さんからお聞きしました。

 

廃業してしまった金忠さん  金忠ブログより引用

なにを選択するのかは、もちろんみなさんの判断次第。

もちろん安全なものを使用しているというのは第一ではありますが、
私は、いいモノを真摯に作っている方々を応援したいと思います。

伊藤金四郎商店さんの経営も、これからも長く続いていきますように!

最後に・・・
伊藤金四郎商店さんのお店の情報

お店名 (株)伊藤金四郎商店
住所 〒966-0861 福島県喜多方市寺町 福島県喜多方市字寺町4747
電話番号 0241-22-1515
メールアドレス nisitama@akina.ne.jp
詳細HP http://www.aizumiso.jp/list_03.php

FMきたかたセレクトショップにて伊藤金四郎商店さんの商品のネット販売もしていますので、気になる方はぜひお問い合わせ下さい♪

伊藤さん、貴重なお話しをありがとうございました!

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